flow宮大工の一日

作業開始
step 1 8:00

作業開始

社寺建築での職人の仕事は、大きく二つにわかれます。あらかじめ建築物の部材を工場で準備する刻み加工と呼ばれる仕事と、現地で施工する仕事です。刻み加工は工場での作業なので、工場に出勤します。木材を設計図通りに加工し、様々な工具を用いて細部の調整をしていきます。

お昼の休憩
step 2 12:00~13:00

お昼の休憩

12時に1時間の昼休みと、午前は10時、午後は15時にそれぞれ30分の休憩を取ります。刃物を使い、時には細かい細工をしますので集中力が必要です。しっかり休憩をとって鋭気を養います。お昼ご飯は、みんなでお弁当を食べることが多いですね。車で近隣の食堂へ食べに行く人もいます。

作業に集中、そして掃除
step 3 17:00

作業に集中、そして掃除

予定どおりに作業が進んでいるか、そろそろ確認です。決めたところまで、段取りを付けて作業を進めます。キリのいいところまできたら、あとは作業場所の整理整頓と掃除です。いい仕事は、いい環境から生まれます。

タイトルが入ります
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作業終了

作業終了後に、今日一日の日報をつけます。スケジュール通りに進んだか、上長に報告しなければならないことはないか、書き込んでいきます。1日の作業が終わると、自分の道具のメンテナンス。道具の刃を自分で研ぐのは宮大工ならでは。皆、自分の道具を大切にしています。工場での1日、終了です。